2015年8月19日水曜日

適職と天職?天職から転職?

おはようございます。
夏が終わります…夏に弱い私にとってはありがたいです…

さて、適職と天職の違いについて非常に興味深く、かつ勉強になるサイトを見つけました。
ソウス(キャリタス転職より)

それによると
適職とは
・自身が持つ能力や資質をいかし、お金を得ることができる職業
・生きていくために必要な職業
・仕事の喜びより、収入を得られるかどうか  etc

天職とは
・生きがい
・お金になるかどうかに関係なく、好きで好きでたまらないこと
・時間がたつのも忘れてしまうほど、没頭できること
・達成感も高く、心が打ち震えるほど喜びを感じること  etc

要は
収入
達成感
自己実現

という三つのキーワードに収れんされます。

実は、私にとってバルーンアーティストはまさに
天職
でした。
すべてに当てはまりました。加えてある程度収入も得られる状態でした…適職と天職が重なるという、非常に幸せな状態が10年ほど続いていました。どういうことなのかというと
自らの能力や資質…想像を形にする空間構成力…だからあれだけの作品を作り上げることができた
ブライダルやイベントという一大市場が存在していたので、収入が確保できていた。当然それで生きていくことができた
風船が好きで好きでたまらなく、時間を忘れるほど没頭できた…20時間も風船を膨らませ続けたりすることに全く苦を感じなかった
全身を突き抜けるようなとてつもない快感を仕事を通して何度も味わうことができた…自ら考え出し、練りだしたバルーン演出が成功したときの快感を何度も経験した。そればかりか、多くの人にいつまでも心に残る感動の瞬間を何度も創り出すことができ、今でも多くの人々の心にそれが生き続けている…






私が創り続けてきた感動の瞬間です。これでほんの一部で、全体像は48ページにも及ぶあの作品集をご覧いただければと思います。
Y's Dreamバルーンアート作品集

このような幸せなことこの上ない状態が2011年ごろまで続いていたのです。
2011年3月11日を境に、少しずつ変化が起こり始めました。あの東日本大震災の日です。そして2012年に鬱発症、原因不明だったのが発達障害だったことが判明、追い打ちをかけるようにヘリウムガスが払底、さらに親子問題の深刻化…一方のバルーン業界も激変、自らの能力や資質とはかけ離れた方向へ進んでしまいました…さらにブライダルやイベントといった市場が震災をきっかけに縮小に向かい、ヘリウムガス払底や社会情勢の変化で原価は上昇の一途…
バルーンアーティストが適職でなくなってしまったのです。
職業評価では、むしろ「不適」とさえ判定されてしまったのです。

天職である部分は動きませんでした。





収入はさておき、
達成感と自己実現という点では全く変化がなかったのです。収入と別にバルーンをしていたという点もありますが、幸いそのような恵まれた環境のもとに身を置けたことが大きかったです(というか、まれにみる恵まれた環境だったと今では思う)。

そして2015年。
2012年に鬱で倒れた当初とはさらに様相が異なる、ややこしい事態になっています。
自己実現と達成感という観点で行くと、高齢者福祉(高齢者デイサービスなど)、児童福祉(児童デイサービスなど)、そして障碍者福祉(就労移行支援・就労継続支援など)でバルーンを活用するという道が見えています。私もその方面に進むべく、活動しています。
一方で収入面が自己実現及び達成感という観点から大きくかけ離れ、独り歩きするという状況になっています。その結果
収入面を重視するなら自分が今まで築いてきたキャリアを解体し、ゼロからキャリアを作り直す必要が生じる
一方
自己実現と達成感を重視すると収入面で問題が生じる。しかも既存の行政が全く対応できていない
という、ジレンマが発生してしまったのです。
具体的には、自分が推し進めようとする人生を歩む(バルーンの経験を福祉で活用する)と、両親に不利益が生じ、逆に親の意見に従おうとすると自らが築いてきた10年以上(15年は越えている、まだ20年には達していない)のキャリアを無にしなければならないという状態です。しかも幼少期の自閉症の後遺症が今になって表れるという問題まで起きており、おまけに両親が共依存・過干渉という、問題をさらに複雑化させる要因があります。

仕事を続けていくうちにそれがキャリアになるという考えもありますが、それは自分の形が固まっていない20代後半を中心とした人たちに当てはまる言葉です。ただ長期のひきこもりなどで自分の形を作れなかった人たちにも当てはまります(とある就労移行大手のプログラムを見ると、そのように作られています)。
そして今一番問題にしなければいけないのが、中途障害判明者となった40代を中心とした人たちへの対応です。この分野の対応が今非常に遅れています。とある人材派遣会社でそのようなプログラムを現在開発中という話を聞いています。そのような場合に重要視されるのが先日来から話題にしている
学習棄却
でしょう。高齢者のキャリア形成にも、キャリア再構築をテーマにした文献があり、それを読みました。そこにも似たようなことがありました。
いずれにせよ、天職からの転職という、極めてまれでかつ困難な局面に私は差し掛かっていることだけは事実です。

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