2015年10月9日金曜日

就労移行支援、何のためにある?

おはようございます。

就労移行支援とは
就職を希望する障がい者であって、企業に雇用される事が可能と見込まれる対象者に対し、生産活動、職場体験その他の活動の機会の提供、その他の就職に必要な知識及び能力の向上の為に必要な訓練、求職活動に関する支援、その適性に応じた職場の開拓、就職後における職場への定着の為に必要な相談、その他の必要な支援を行うとあります。

就労移行支援サービスを利用するためには、「障害福祉サービス受給者証」なるものが必要です。
ところが、一部自治体ですでに就労状態にある場合、「障害福祉サービス受給者証」が発行されないことがあります。聞いた話では東京都などは就労状態でも発行されるのが原則なのに対し、横浜市では発行されないケースが多いそうです(以前目にした横浜市の福祉関係の公聴会の議事録がソウス)。
広島市周辺でも対応がばらばらで、発行される市町村が複数ある一方、広島市は横浜市と同様、発行されないケースの方が多いようです。さらにもっと厳格な審査を行っている市町村もあるようです。事実私は市の担当者の調査を受け、審査不受理なったことがあります。

一方、就労移行支援の実態はというと、本当に様々なのですが、
実際の仕事に取り組みながら就職活動をするところがあれば、模擬就労とビジネススキル・対人訓練ばかりのところ、さらにはドリルばかりさせるところなど
様々です。
実際の仕事に取り組みながら就職活動をしているところでは工賃が支払われることもありますが、工賃の支払いがないところの方が多い
です。
概していえるのは
就職予備校
みたいなところもある、ということです。

さすがにここの様に「ほしがりません勝つまでは」だったり、スパルタ式のところは聞きませんが…(そのようなところがあれば行きたかった)

一方、就労継続支援とは
一般企業での就労が困難な方あるいは、就労を希望する方に、働く場所を提供するとともに、知識及び能力の向上のために必要な訓を行う
とあります。従業員として雇用されるのがA型、従業員として雇用されずに働く場を設けるのがB型となります。
このB型というのが私から言わせれば
存在意義があいまいなところが多い
のです。

そして問題なのが、
就労継続支援B型から一般就職することが非常に困難な現状がある
ということです。以前訪問した東京南青山にあるフラワーアレンジを就労に生かすことを目指した「アプローズ」さんなどはむしろ例外的かつ先進的存在なのが現状なのです。
私が取り組んでいる「バルーンを発達障碍者・ひきこもり・ニートの社会参加に活用する」という取り組みをB型の枠でやるのか、それとも就労移行支援の枠でやるのか、揺れ動いています。

方向性が定まらない以上、バルーン業界を取り巻く現状の厳しさもあって、
就活をせざるを得ない
という状況に追い込まれているのが私の現状なのです。

他方、いい加減なことをしている就労移行支援も最近目につきます。
広島ではこのような勉強会が行われているくらいですから、そのようなところは聞かないのですが、他の地域ではいくつかそのような事例を聞きます。そのようなところはえてして
メンバー(訓練生)を駒のように扱うことが多いです。

多種多様なサービスの提供が行われる一方で、行政が古い考えのまま、それについて行っていないという広島の現状はむしろ全国的には珍しいのかもしれません。

このような状況ですから、私は
特定の就労移行支援事業所に所属せず、信頼できるカウンセラーの指導を受けながら就活に取り組んだ方がいい
という結論に達しています。
ましてや現状、バルーンの仕事を続けながらの状態です。
バルーンを続けるのか、それとも完全に一般就労し、バルーンから完全撤退するのか
収支の天秤にかけながら判断することになります。ただ、
バルーン業界の現状は非常に厳しく、バルーンだけで生計を立てることは困難という結論だけは変わりません。

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