2016年6月21日火曜日

極端思考の背景には何があるのか?

こんにちは。
西日本は豪雨…よりによって熊本が…
しかし今年の梅雨はこれからが本番だと私は思います。1982年の長崎、1983年の石見、1993年の鹿児島、そして記憶に新しいところでは2014年の広島…過去には博多祇園山笠開催中の福岡が水没寸前になったこともありました。

当然今日はJRのダイヤがぐちゃぐちゃになり、いったいいつになったら列車が来るのかわからない状態。今日がたまたま休みでよかったです…

さて、このような交通機関の遅れや天候によって、遅刻することがあります。普通ならこのような場合、早く家を出るのが鉄則ですが、更なる予期せぬトラブルが発生し、遅刻してしまうことがあります。
数年前、とある会社に勤務していた時、大雪で道路が凍結しました。私は午前6時に出る始発のバスに乗って会社へ向かったのですが…途中で事故が原因の立ち往生。しかも運が悪いことに私は一番後ろの座席に押し込まれていました。始発便の始発から数個先のバス停留所から乗っていたのですが、すでに満席。私が最後に着席し、それ以降の乗客は何時間もたたされる事態になり、挙句の果てには数個先のバス停から乗車不能になり、全部運転手が断りを入れていました…が、このバスが更なるトラブルに巻き込まれてしまったのです…
何が起きていたのかというと、バスの数台前で事故が起きていたのです…
このためバスは2時間以上動かなくなり、結局遅刻…「不可抗力」と判定され、遅刻はなかったことにされました。
ところが、これさえも「甘い」という考えがあります…

「上司が鬼とならねば部下は動かず」という本が2000年代初頭に出版され、ブームになりました。この本の著者が社員の心得をネット上で記述していたのを見かけました。それによると

イチローはどんな凡打でも全力疾走する。結果ゴロが内野安打になる。
職場では駆け足で行動せよ。
ゆっくり歩く人に対してイライラするようになったら一流社員になった証拠だ。
などなど…

染谷和巳著「仕事のプロになるための成功法則99」より抜粋

読んでいて頭の中が疑問符でいっぱいになりました。
というか、これを実践していたところがありました。
ほかならぬ、旧Y's Dreamだったのです。

一生に一度の結婚式、風船がしぼんでいた、では言い訳になりません。遅刻なんてもってのほかです。
4万円はたいて東京へ往復したり、ありえないようなスピードで高速道路を走って間に合わせたりということもしました。というか、このような事例は極端にしても、それに近い事例が日常と化していました。バルーン演出に失敗したら代金を返還する(=「返還欠場」)こともしていました。
このようなことが日常化していたら、いつかは何らかの形で破たんします。うつを発症したり、体の健康を損ねたり…ひどいと人命を失いかねません。このような企業を
ブラック企業
と世間は呼ぶのです。その点で、旧Y's Dreamは「ブラック企業」でした。結果、旧Y's Dreamは破たんしました。私が精神疾患を発症するという形で…

だったら、ストレス耐性を上げるという方法があるじゃないか、という反論もあります。しかしこれもどうでしょうか。性格や気質というものは、持って生まれたものや親の育て方(とりわけ幼少期)に大きく左右されます。そのような根幹にかかわるところで過ちを犯した親の子供がニートやひきこもりになってしまうのです。
先月北海道で父親が子供を「躾」と称して置き去りにして、その後6日間にわたって行方不明となる事件がありました。運よく自衛隊員に発見されたからよかったようなものの、子供の心に大きな傷を残した可能性があります。父親は取り返しのつかない大きな傷を子供に与えてしまったのです。
同じような目に実は私はあっています。当時私は幼少期でした。40年程前です。私もまた、父親に「躾」と称して山の中に置き去りにされました。また、その前には、北九州八幡に当時あった親族の家で「躾」と称して追い出され、数百メートル離れた神社に座り込み、深夜に及ぶ警察まで出動した大騒動も引き起こしています。こういう行き過ぎた「躾」の被害を受けた子供たちは、大人になってから大きな悪影響が出ることが多いです。
しかも、これはどのような現れ方をするかは、人それぞれなのです。「ワタミ」や「たかの友梨」のような従業員を部品扱いするような企業の経営者になったりするケースがあるかと思えば、無差別殺人犯になるケースもあります。いずれも親の厳しすぎる「躾」の結果だと思います。
「療育」という概念がなかった昭和の時代、自閉症や発達障害を厳しい「躾」で矯正しようとした結果、社会的に問題になるような事例が数多く見受けられるようになりました。しかも昔は厳しい「躾」で矯正するのが正しいとされていました。虐待の世代間連鎖とはこういうことを指すのです。

一方、イチローはいわゆるアスペルガー症候群ではないか、という説があります。だからこそ凡打でも全力疾走するし、ストイックに野球に打ち込めている、という見方があります。他にも以前AKBのリーダーだった高橋みなみさんが同じではないかといわれています。
アスペルガー症候群は自閉症の一つであり、これを「矯正」するのはよくない、というのが今の主流です。そのための「療育」なのです。

さらに言えば、イチローは指導者になるのは無理、と私は見ています。なぜなら彼のやり方は他の人に適用できません。そのイチローの哲学に学べ、というのがそもそも無理であり、間違いなのです。仮にイチローが指導者として成功するようなことがあったら、彼はアスペルガーだということが誤りになります。
間違ったやり方でリーダーシップを発揮しようとするとぐちゃぐちゃになり、最終的に破たんします。それは私が旧Y's Dreamで身をもって証明しています…

2016年5月29日日曜日

定着支援!何をすべきか?

こんにちは。

平成30年、すなわち再来年に、
就労定着支援事業所
の創設が法で定められる方向に向かっています。

最近、それをにらんだ動きが就労移行支援事業所の分野で活発化しています。ある就労移行支援事業所は実際一般就労している障がいのある人たちを集めて自由に悩みを打ち明けるイベントを開催し、今後定期的に開くことにしているそうです。またある就労移行支援事業所は出身者が集まって交流会を開き、こちらは年に1~2回程度アルコール持込みも認めてやはり定期的に開くことにするほか、サークル開設も予定しているそうです。いくつか参加しましたが、障がいを抱えて働く人たちが悩みを共有でき、お互い情報交換をして頑張ろうという気にさせるという点では共通しており、
職員と対等の立場で語り合う
という点でいずれもよい試みだと感じました。

いずれにせよいえることは
就労移行支援事業所で行われている、いわゆる「訓練」の枠に当てはめるべきではない
ということです。

どうしても就労移行支援事業所での職員と訓練生の関係は
職員が上、利用者は下
になりがちです。

就労移行支援事業所で行われていることは、社会生活を送るために必要な「訓練」であり、面接トレーニングなどです。中には厳しいトレーニングを行っているところもあります。ですからどうしても職員が上から目線になりがちなのですが、定着支援では本来これをやってはいけません。それを厚生労働省はやれ数値目標だなどとやるからおかしくなり、かえって定着率が悪くなるようなところも出てしまうのです。どうも役所のやることはピントがずれているような気がしてなりません。現場を見ずに資料分析だけして会議室で物事を決めてしまうからこのようなことになるのでしょう。

本当に定着支援が必要なのは就労移行支援事業所を利用せずに一般就労した人たちではないでしょうか。あるいは出身の就労移行支援事業所が的外れの定着支援を行っている場合に限られます。社会人同士ですから、上から目線はよくないです。そのような就労定着支援に意味はありません。
いずれにせよ、定着支援強化の方向に政策が向かった以上、
就職実績×××人!
というようなまるで大学受験予備校か学習塾のような広告表現は、もはや意味がないと私は考えます。このような宣伝方法を打ったところは、軒並み方針の見直しを迫られ、実際見直して本来あるべき姿に戻ったところもあります。

ただ、少子化に苦しむ学習塾業界に、就労移行支援事業所開設を勧めるような論調の学習塾業界紙の記事が存在するのも事実ですが…

2016年5月21日土曜日

暇な休日に思う

こんにちは。

正直休日にすることがないという状況がゴールデンウィークが終わってからというもの、続いています。
この先8月にはJBAN Conventionがあり、有給休暇を取って上京するつもりです。
ここ数年参加できなかったイベントで、今年は久しぶりに参加したいなあ、と思っています。
そのため支出を抑える必要があり、無駄遣いができないというのが現実なのです。

その前には地元開催のツイスターズ2016もあります。

8年前のやはり地元開催の時は、バルーンの文化自体がまだまだ発展途上にあり、自分は率先して道を作る側でした。それから8年、バルーンの文化は完全に発展し、当時とは様子が様変わりしました。
この8年の間にはいろいろな出来事がありました。
5年前、東日本大震災
3年前、ヘリウムガス払底
…
その間に、バルーンの果たす役目も、立ち位置も、そしてバルーン業界の流れも大きく変わり、私は「自分の役目はもう終わった」と引退しました。
ところが、福祉の分野、特に障がい者就労の分野でバルーンの経験が生きると分かり、私はその分野に特化する形で活動再開を模索、結果昨年の今頃から活動を再開する形になりました。

感動を作り出すことがそれ自身、障がい者、特に精神障害や発達障害、さらに引きこもりやニートに苦しむ人たちに自信を身に着けさせることができるのでは、という観点から、今私は再びバルーンに取り組んでいるのです。

現役時代、私は「どこにもない感動を追い求めて」いました。数多くの感動の瞬間を創りだしてきました。…が、かなりの無理をしていたのは事実でした。結果、精神的にも経営的にも破綻をきたし、引退したのです。
あのまま続けることは、ヘリウムガス払底という事態に直面した以上、無理の一言に尽きたに違いありません。

一方で、勉強しなければいけないことも数多くあります。
来週はこのようなイベントもあります。
はたらくピア広島

先日は以前通っていた就労移行支援施設に顔を出す機会がありました。

精神障害・発達障害に苦しむ人たちの職場定着率は低いのが現状で、これを向上させるべく、
就労定着支援事業所
なるものを創設する動きがあるようです。さらに
定着率が低い就労移行支援事業所は、報酬を減らす
方向に向かっているようです。
今私は、就労定着支援事業所についてのリサーチを行っています。しかし、これに対して私は疑問を抱いています。
何も新設するのではなく、既存の就労移行支援事業所や就労継続支援事業所(AB問わない)が定着支援を強化すればいいのではないか?

このところの一連の就労移行支援関連の動きをみると、就労後のアフターサービス、すなわち定着支援を強化しようという動きが強く感じられます。何だか車や家電製品と同じで、
やりっぱなしではだめ
というような感じです。
家電でいえば、エ○ィ○ンやケ○○デンキみたいなやり方でないといけないのでしょう。地元が牙城のエ○ィ○ンはデオデオさらには第一産業の昔からアフターサービスに定評がありました。ミドリ電化も「アフターのミドリ」で有名でしたし。ヤ×ダのようなことをやっていてはダメ、ということになります。事実ヤ×ダにかつての勢いはありません。ベ△ト電器は中途半端で、結局…。(鹿児島ではベ△トが一夜にしてエ○ィ○ンに化けるという事態も起きているという。カ□イエレクトロという地元の老舗家電販売会社がヤ×ダのやり方を嫌ったためにこうなったとか…老舗家電販売会社は軒並みエ○ィ○ンかケ○○デンキのどちらかに合流している)


家電の話はともかく(Y's Dreamは「第一家庭電器」と同じ運命をたどった…)、いかにして障害者雇用、とりわけ精神・発達の各障がいの理解を得る必要があるか、というのが重要なテーマだと思います。

少しずつバルーンショップらしくなっています。が、これも障がい者の社会進出への取り組みの一環です。

2016年3月1日火曜日

「目的と手段の混同」が諸悪の根源!

こんばんは。

このところブログの更新が途絶えていました。
今、私は自分が勤務する会社が今後も発展していくために何をしていくべきか、会社と従業員が共に成長し合える会社作りには何が必要か、というテーマに仕事として取り組んでいて、そのため連日多忙です。
その中で「反面教師」にしなければいけない事例にいくつか接しました。

今月3月はそのテーマを軸に複数回ブログとして記事にすることにしました。
「職場の教養」という本があります。これは働くにあたっての心構えを説く本で、あくまでも「手段」です。詳しい内容は「職場の教養」で検索してください。検索すれば分かる通り、一種の道徳本です。「何のために働くのか」を認識させるための本です。
ところが、これが「職場の強要」と一部で揶揄されています。理由は簡単で、これが「独り歩き」し、「活力朝礼」だの「朝礼コンテスト」だのというものが存在し、それ自体が目的と化しているのです。これは明らかな
目的と手段の混同
と言わざるを得ません。

また、仕事の基本はいわゆる5Sです。
整理整頓清潔清掃躾
躾のみ赤文字で強調しました。
これには理由があります…このシリーズで取り上げますが、今日は別の問題を取り上げるので、機会を改めます。

先日、私は以前勤務していたバス会社の職場を訪れる機会がありました。
その時びっくりしたのが
変化の推移

私が勤務していた当時、若干荒れていたとはいえ、ある程度整理はされていました。かれこれ18年前、1998年ごろのことです。
私が退職した後、職場はリストラの嵐が吹き荒れたこともあり、荒廃が進みました。そして…
会社の倉庫は
化け物屋敷
と化してしまいました。

私が精神疾患に苦しみ、バルーンからいかにして足を洗うか模索していた2013年ごろ、このバス会社はとある会社の経営指導を受けていました。その会社がとった指導は
徹底した整理整頓
でした。

これが手段のうちは問題ありませんが、いつの間にか
目的と化してしまいました。

本来起きてはならない
手段と目的の混同
が起きてしまっていたのです…

こうなると
ブラック企業へまっしぐら
です。

その決して犯してはならない過ち
「目的と手段の混同」

かくいう私も犯していたのです…
早い話、旧Y's Dreamもまた
目的と手段を混同していたのです!


私は以前勤務していた職場で、あるものを目にしました。
その時、私は
この会社に見切りをつけてよかった
と率直に思いました。

聞いた話、一連の流れの中で、複数の当時の仲間たちがこのバス会社に見切りをつけたそうです。
このバス会社は私が退職した数年後に希望退職者を募り、その後、会社分割をしています。規制緩和というバス業界を襲った荒波に対応するために会社分割をしたようですが、その後も苦戦が続き、縮小均衡を続けたようです。そして起死回生の裏技としてこのような経営に走ったと私は考えます…

が、まさかその後にもう一段階あるとは…

旧Y's Dreamも過去のものとなり、新たな段階に進んでいるくらい時は過ぎ去っているとはいえ、あまりの変化に私も愕然としてしまいました…

2016年2月20日土曜日

就労移行支援と就労継続支援が目指すそれぞれの方向性

こんにちは。
やはり更新頻度が落ちてしまいます…
こうも忙しいと。

仕事はスピードが勝負です。
旧Y's Dreamの時代から続いています。
だから忙しくなるのですが…

春に向けていろいろな案件が動き始めています。
1月から2月はその準備の時期で、ここをしっかりとしておかないと惰性で1年を過ごしてしまいかねません。

というわけで本題です。
先日私はとある就労移行支援事業所を訪問しました。
この就労移行支援事業所のフェイスブックを見て、「ここは厳しい訓練をしているようだ」「一度しっかり見ておきたい」と思い、事前にアポを取って訪問させていただきました。
行ってみて、事業所の訓練内容などの説明を受けた後、昼礼を見学させていただきました。注目すべきは「職場の教養」を昼礼に取り入れていること。これはそこで働く従業員に社会人としての意識の向上を図るために「倫理研究所」なる一般社団法人が発行している小冊子なのですが、これが賛否両論なのです。一部では「活力朝礼」なるものに取り入れられ、社員の意思統一が図られている一方、「職場の強要」などと揶揄され、ブラック企業を生み出すツールとして活用されているのではないかという意見も聞きます。
しかし、私から言わせていただくと、これを毎日読んで、みんなの前で感想を発表すること自体、訓練の一環とするのはありだと考えます。と言いますのも、この就労移行支援事業所は、
今まで私が見てきた中で一番厳しい就労移行支援事業所
だと思います。全国展開する就労移行支援大手でも、このようなことはしていません。おそらく全国でも屈指の厳しい就労移行支援事業所ではないでしょうか。訓練内容も
そこまでやるか
というようなものもあります。
しかし、そこまでやることによって、
企業が求める「人財」になれる
のです。

今まで私が見てきた就労移行支援事業所は、
社会人基礎力を身に着け、社会人として働く
ことに重点が置かれていたところが多かったのです。しかし、この就労移行支援事業所は
企業人、組織人として働くための能力を身に着ける
ことに特化しています。ここは一時期このブログで述べ続けていた
バスに乗せていただけるような「その企業にとって財産になるような人」を育成する
就労移行支援事業所だと実感しました。このような就労移行支援事業所は目指すべき方向性の一つであり、その方向性が徹底しているような印象がしました。
この方向性を目指す就労移行支援なら、ここくらい徹底するべきでしょう。ここを出たら、どのようなブラック企業でも定着できそうな気がするほど、徹底した企業人養成の場になっていました。この方向性を目指そうとして中途半端なことをしている就労移行支援事業所が多すぎるような気がしてならないのです、私には。

他方、もう一つの方向性があります。
それは
成功体験を身に着ける
場としての就労支援です。これはむしろ就労継続支援が目指すべき方向性であります。

私は長年バルーンデコレーターとしてやってきました。
その経験を通して、数多くの体験をしてきました。
突き抜けるような天にも舞い上がるほどの成功体験から、地を這う悔しさにまみれた失敗体験まで…
この経験それぞれが貴重であり、そのような経験をしていないからこそ、惰性で生きるようになり、結果ニートやひきこもりになってしまうのです。そしてその背景には発達障害がある場合も多いです。
そういう経験を積ませて、社会人基礎力を身に着け、社会人として働くための力を身に着ける方法もあります。というより、ほとんど成功体験を身に着けていない人たちには、こちらの方がよいと私は考えます。
成功体験を味わうことによって身につくものが
自信
なのです。その自信を身に着けるための訓練にバルーンを活用するのが私のこれからの仕事なのです。
制作した作品で人を笑顔にすることができる、これも立派な成功体験なのです。

自信を身に着けた後、直接就活するという選択もあれば、会社の中で働くためにもっと勉強したい、という人も出てくるに違いありません。進路は一人一人違って当然で、その人に会ったキャリアプランを作らなくてはいけません。その際に必要となるのが前述のような厳しい訓練を行う就労移行支援事業所なのです。

だからこそ、就労移行支援事業所や就労継続支援事業所を選ぶ際は、しっかりとした吟味が必要なのです。そこに通うのが苦痛になるという状況が一番避けなければならないことなのです。

2016年2月11日木曜日

もらい事故に思う

こんにちは。
このところ非常に多忙で、かつ就労支援とバルーンの融合の話が着々と進みつつあります。
それはいいことなのですが、連日帰るのが定時より遅くなっています。
そのため今の季節、一番危ない日暮れ時が帰宅時間と重なります。

こういう時は車の運転には細心の注意を払わなければならないのですが、どれだけ細心の注意を払っていても避けることのできない事故があります。信号待ちや渋滞の最後尾などで追突される、いわゆる「もらい事故」です。
このような事故は避けられない…と思われがちなのですが、実は避ける方法があるらしいのです。その方法が
心がけ
なのだそうです。

「文句が多い」
「いつも誰かあるいは何かのせいにしている」
「いつも怒っているように見える」
人は、事故を起こす以上に、事故に巻き込まれる率が高くなると、とあるブログに書いていました。

かつての自分に当てはめてみます。
「文句が多い」=結構当てはまります。これは今も当てはまります。
「いつも誰かあるいは何かのせいにしている」=これは全く当てはまりませんでした。というかむしろ逆で、自分を常に責めていました。
「いつも怒っているように見える」=これはかなり当てはまっていました。が今はこれは当てはまりません。

5年前、2011年ごろは本当にいろいろな「災難」に巻き込まれていました。
東日本大震災の間接被災(制作した「くす玉バルーン」が津波にのみこまれた、当時の取引先は跡形もなく津波ですべてを失った、全員避難できたのが不幸中の幸い)に始まり、ヘリウムガス落下事故による骨折、挙句の果ては鹿に車が体当たりされる始末…。
今にして思えば、破たんへの序曲だったのかもしれません。

その当時を思い出すと…
とにかく必死の一言で、毎日が戦争のようでした。心に余裕がない状態でした。
そして「もっと上へ」などと、ひたすら上昇志向で、自分を極限に追い込んでいるような感じでした。そうでもしないと生き残れないという危機感がありました。とりわけ震災以降は、ブライダル市場やバルーン市場の激変についていくのが精いっぱいの状態だったと、今では思います。

このようなことを続けていてはいつかは破たんします。

自分の利益、自分の欲求を軸に情熱と勢いで結果に繋がったのは一昔前です。というか、旧Y's Dreamは、情熱と勢いで突っ走っていました。だからあれだけの作品をつくることができたのですが、時代が変わってしまったのです。

他方、私の母親は運やツキを極端に重視する人でした。父親もどちらかといえば重視していました。
これらを極端に重視する子育てをすると、反動で子供が自分で自分を追い込むようになる危険があります。そうなると
常に誰かあるいは何かのせいにする人よりたちが悪くなってしまいます。
完全主義者になってしまいます。
結果
精神障害を引き起こす危険が高くなります。
ましてや、自閉症や発達障害の子供にこのような子育てをすると、人格障害者になる危険が非常に高くなります。そのような子供が親殺しに走ったり、ひどいと社会を震撼させる凶悪犯罪を惹き起こしたりするのです。あるいは自殺をしてしまうのです。

今回の「もらい事故」の話に戻すと、相手がかなり追いつめられていた状況にあった感じがしてきました。
相手の勤務先は某大手保険会社。入社2年目。卒業大学は大都市圏の有名私大と推測できました。
大都市圏の大学出身=学生時代はペーパードライバー。東京・大阪・福岡では、公共交通機関ですべてが事足りる(名古屋は例外)。
入社2年目=まだまだ新人だが、今では新人もすぐに結果を求められる傾向にある。かなりのプレッシャーになっている状態が推測される。
このような状況から、相手の心にかなり余裕がないことが考えられ、加えて運転技術が未熟。その結果起こした事故と考えられます。
事故を起こした相手には私はその場は厳しく接しました。実況見分が終わった後、私は直ちに病院に行き、異常がないか確認しました。結果異常がなかったのですが、相手にはその旨は現時点では知らせていません。青信号だったものの前方渋滞で発進後ただちに停止せざるを得ない状況にあった私の車に追突してきたので、明らかな相手の前方不注意です。相手は当然平謝り、相手の車は大手保険会社の営業車。これで私の方に過失があるといわれたのなら、この某大手保険会社の見識と信用を疑い、その会社の本質(大手と言えどブラック…○芝が典型例)を見てしまうことになります…下手な芝居はできないはずです。

というか、私自身が変わったことを実感しました。
「自分を責め続ける」ことや「いつも怒っているように見える」状況にないのです。いま勤務している会社からは「いつも笑顔で会社を明るくしている」と評価されるまでになっています。
いま勤務している会社が「バルーン業務を勤務に取り込む」という決断を下していただいたからこのような状況になっているのですが、これはある意味英断でしょう。というか、相手の状況が理解できるようになったのです…

それもこれも、どん底を経験して、自分にひたすら向き合ったからわかることなのかもしれません…

2016年1月24日日曜日

達成感を味わさせるのが私の仕事…のはず

こんにちは。
西日本は大寒波。
高速道路は山口より西は閉鎖。
一方広島県でも、可部より奥へはいけない状態。
吉和・豊平・大朝などは封鎖状態です(公共交通機関も止まってしまっているため)。

かろうじて新幹線など鉄道系だけが動いている状態です…

アメダスを見ると氷点下。
今夜が一番ひどいらしい。
明日はどういうことになっているのか…

そんな中、男子駅伝が開催される予定の広島市は、積雪なし。
肩すかし状態ですが…
結局男子駅伝は予定通り開催されました。

私は3年ぶりに沿道で観戦しました。
今回は宮島口で観戦しましたが…寒かった。

2011年の大朝の豪雪の様子はこちら…あまりのひどさに避難しましたが、避難先で…
2013年の男子駅伝観戦記はこちら…とんでもない大アクシデントが…

九州および山口はごく一部を除いて大混乱の模様。
広島県も北広島町をはじめ、大混乱の模様。
にもかかわらず広島~宮島~岩国だけはセーフ。

というわけで長い前置きはここまで。
ここからが今日の本題です。

今、本業の仕事で、就労継続支援B型と就労移行支援の在り方について悩んでいます。
まず就労継続支援の定義ですが、A型とB型があります。A型は雇用契約を結ぶのに対し、B型は雇用契約を結ばないという違いがあります。この結果、生活をするのに十分な給与がB型では得られないという問題がある一方、A型では営利追求と利用者の管理の両立が難しく、職員に過重な負担を強いるケースや利用者を危険にさらすようなケースが散見されています。
他方、就労移行支援では、一部で「就職予備校化」の様相を呈しています。訓練プログラムに問題があるようなところも多々あると聞きます。
さらに私が気にしているのが、利用期間の問題です。就労移行支援は一生涯のうち2年しか使えません。その2年のうちに一般就労ができなかったら、容赦なく就労継続支援に移ることを求められます。このため数字稼ぎに走るところも多く、結果「就職予備校化」につながっています。他方、就労継続支援はいつまでも利用できます。結果、障碍者年金と相まって、就労への意識が低下してしまうことに結びついているのかもしれません。
現状、精神・発達障碍者への国民年金の審査は厳しくなる傾向にあります。最初2級と判定された人が、更新の際に3級と判定され、障碍者年金の支給が停止されるケースも見られるようになりました。社会保障費の伸びを抑えるために厚生労働省の役人はあの手この手を考えています。
加えて保守化の流れによって「家族の役割強化」を志向しているといわれ、戦前における家、すなわち「イエ」の在り方に戻ろうという流れになっています。ところがこれは私自身も直面したように、画一的な家族関係を求めようとした結果もたらされる親子間の問題を引き起こしかねず、そのような問題に苦しめられている人たちを孤立させ、悪循環になってしまいます。

そのような問題に直面した私ができることといえば、
風船で人を幸せにする経験を多くの同じような障害に苦しむ人たちに味わさせ、その経験を自信に結び付けさせる
ということだと信じています。
ここ数か月述べ続けている
たくさんのくす玉をはじけさせた私として、同じ障害に苦しむ人たちの心の中にくす玉の種を植え、その種を大輪の花として開花させる手助けをする
ということは、こういうことなのです。