2018年4月21日土曜日

できないことを無理強いさせる不条理

こんにちは。
こちらのブログ、本当に久しぶり、というか、2018年初の投稿になります。

実は、私、町内会役員になってしまいました…。

それで大変困っています。

なぜなら、
仕事を犠牲にしなければならない
からなのです。

とりわけ、バルーンの関連に大きな影響が出るのは避けられなくなってきました。

このため、久しぶりに主治医に相談したところ
「場合によっては自治会退会やむなし」
という結論になりました。

まず、私は現在、事情があって一軒家に一人暮らしをしています。この事情が両親と親族がらみなのです。
私の両親はともに、親族が広島にいません。父親の親族は全員東京、母親の親族は全員鹿児島なのです。さらに母親の家のほうが資産を抱えており、放置していると高額の相続税がかかるらしかったのです。
このため資産を不動産に換物する必要が生じ、今の家を購入した経緯があるのです。
この時点で問題が発生します。

普通、町内会は家族単位、世帯単位です。
ところが、単身世帯の場合、一人で町内会の役員の負担を強いられることが出てきます。
私がかつて在住していたO町の場合、私と両隣が単身世帯、しかも両隣は80台以上の高齢者、さらに片方は特別養護老人ホームに入っていました。
このため、清掃に参加しても罰金(出不足金)を3件分、合計最大15000円(最初3000円×3軒、のちに私が出不足金を値上げする動議を出して可決されたため、5000円になった)払っていました。
ここでなぜ私が出不足金値上げ動議を出したのか、と言いますと、その前に在住していたM市で出不足金を悪用した町内会会計を行っていたのに遭遇し、会社を巻き込んだトラブルになった経験があったからなのです。最終的にこの町内会(M市のほう)の応援する市議会議員の活動資金に流用されていたことがわかったのですが、この町内会は分裂でできた町内会で、いまだに真相は謎です。そのため、会計報告に出不足金の行方がなかったのを見つけた私が、わざと出不足金値上げを提案して、結果可決に至りました。こちらの町内会(O町)は値上げによって、出不足金の超過が判明し、結局会計監査で引っ掛かり、超過分は町の社会福祉協議会に寄付という形で決着しました。

このように、単身世帯、とりわけ現役世代に負担になるような町内会の仕組みに問題があると私は考えています。
しかし、私は今後、町内会の機能を強化すべき状況が来る、と考えています。理由は言うまでもなく「少子高齢化」です。

私は、現在福祉事業の会社に所属しているのですが、このような福祉事業の会社が営利ですべきことを行財政改革の一環(=税金節約)と称して、町内会に委託する方向性が一部市町村で見られます。つまり、住民同士の助け合いに行政が本来すべき機能を頼ろうとしているのです。
私は今後、福祉を町内会が担うことを前提で行政が動いていると考えています。そうなると…
福祉事業の会社は軒並み立ちいかなくなる
とにらんでいます。そういうところまで視野に入れているのです。

本来行政がすべきサービスを町内会に担わせる…そういう時代に備える必要がある、というのが私の考えですが、現状の町内会は特定市議の支持基盤に成り下がっているのが現状です。
このため、町内会の役員は、かなりの調整能力を必要とします。
はっきり言って、私は務まりません。というか、むしろ破壊したいぐらいなのです。
そればかりか、現状私は役員の中で一番若手なのです。

そうなると…さらに上の役員になる可能性が高いです。
最終的に町内会長まで行く可能性までありますが、もし私が町内会長になったら、とんでもないことを考えています。
町内のペット散歩全面禁止(散歩させたかったら近くにもあるドッグランへ)
町内会見回り活動強化
災害訓練の強化(原発事故などを想定し、バスを用いて遠隔地まで避難し、そこに数日間とどまる)
など…
極端なことを行い、住民に住民としての意識を問います。
…ここまでやれば、町内会は空中分解でしょう。というより、出ていく住民も出るでしょう。

つまり、できないことを押し付けるということが町内会(およびPTA)で横行しているのです。
このような状況なので、脱会者が後を絶ちません。聞いた話では、複数の班で集団脱会が昨年相次いだそうなのです。
今年は子供会が空中分解したこともあり、これ以上起こすと行政サイドからにらまれる、というようなことを町内会長が話していました。しかし、このような現状を長年放置して、一方で行政が本来すべき(あるいは民間業者に委託すべき)サービスを町内会に丸投げするというようなことをしていると、結果地域コミュニティ崩壊につながります。

私もこの問題点を今度班会議に出すことにしていますが、班会議が荒れたりした場合は、町内会退会に踏み切るつもりです。


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