2016年1月10日日曜日

当事者としてできること

こんばんは。
まず以下のことを踏まえてこの記事をアップします。

私は、発達障害を抱えている当事者です。
同時に、発達障害に苦しむ人たちに一般就労の道を切り開こうとしている支援者でもあります。

さて、昨日1月9日から今日1月10日にかけて、障がい者の一般就労に取り組む当事者と支援者が参加するイベント「きらり広島2016」が開催されました。
以前このイベントが開催される、という話をとあるところで耳にしてはいたのですが、日々の仕事の忙しさからすっかりこのイベントのことを忘れてしまっていました。
そして気が付いたのは1月9日の夜…フェイスブックをチェックしていて「しまった!」と大声を上げてしまいました。
何しろ昨日1月9日は細道で離合失敗をして車をこするわ、こすった車のバンパーにDIYで補修できる車の塗料を塗ったら車の中にシンナーの臭いが充満、一時的に中毒状態になりぼーっとしてしまい、青信号に気づかずに後ろの車からドアを強引に開けられ、あわや警察沙汰になるわ、散々な一日でした。

そして迎えた今日。
旧Y's Dreamから移管した結婚式場でのスパークバルーンシャワー。
約200個の風船が舞う、感動の瞬間…この瞬間こそ「AWESOME!」と呼ぶにふさわしい感動の瞬間なのですが、終了後新郎新婦様もゲストの皆様も持ち帰らなかった風船は回収されます。
その回収された風船をこの「きらり広島2016」に持参しました。

吹き抜けから風船を降らせたのですが…

演出の内容よりも
上から風船を降らせるというサプライズを実施したことに対して感動の声が相次ぎました。
もう一度書きます。
私は発達障害の当事者です。
そして今、就労先で障碍者福祉とエンターテイメントの融合に取り組んでいます。

演出そのものはうまくいったとは到底言えません。
何しろいくつか残ってしまいました…
しかし、そうやって一瞬の驚きをいつまでも心に残る感動という形にする、そういう想いがその場にいた皆さんに通じたのだけは確かでした。

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