2016年3月1日火曜日

「目的と手段の混同」が諸悪の根源!

こんばんは。

このところブログの更新が途絶えていました。
今、私は自分が勤務する会社が今後も発展していくために何をしていくべきか、会社と従業員が共に成長し合える会社作りには何が必要か、というテーマに仕事として取り組んでいて、そのため連日多忙です。
その中で「反面教師」にしなければいけない事例にいくつか接しました。

今月3月はそのテーマを軸に複数回ブログとして記事にすることにしました。
「職場の教養」という本があります。これは働くにあたっての心構えを説く本で、あくまでも「手段」です。詳しい内容は「職場の教養」で検索してください。検索すれば分かる通り、一種の道徳本です。「何のために働くのか」を認識させるための本です。
ところが、これが「職場の強要」と一部で揶揄されています。理由は簡単で、これが「独り歩き」し、「活力朝礼」だの「朝礼コンテスト」だのというものが存在し、それ自体が目的と化しているのです。これは明らかな
目的と手段の混同
と言わざるを得ません。

また、仕事の基本はいわゆる5Sです。
整理整頓清潔清掃
躾のみ赤文字で強調しました。
これには理由があります…このシリーズで取り上げますが、今日は別の問題を取り上げるので、機会を改めます。

先日、私は以前勤務していたバス会社の職場を訪れる機会がありました。
その時びっくりしたのが
変化の推移

私が勤務していた当時、若干荒れていたとはいえ、ある程度整理はされていました。かれこれ18年前、1998年ごろのことです。
私が退職した後、職場はリストラの嵐が吹き荒れたこともあり、荒廃が進みました。そして…
会社の倉庫は
化け物屋敷
と化してしまいました。

私が精神疾患に苦しみ、バルーンからいかにして足を洗うか模索していた2013年ごろ、このバス会社はとある会社の経営指導を受けていました。その会社がとった指導は
徹底した整理整頓
でした。

これが手段のうちは問題ありませんが、いつの間にか
目的と化してしまいました。

本来起きてはならない
手段と目的の混同
が起きてしまっていたのです…

こうなると
ブラック企業へまっしぐら
です。

その決して犯してはならない過ち
「目的と手段の混同」

かくいう私も犯していたのです…
早い話、旧Y's Dreamもまた
目的と手段を混同していたのです!


私は以前勤務していた職場で、あるものを目にしました。
その時、私は
この会社に見切りをつけてよかった
と率直に思いました。

聞いた話、一連の流れの中で、複数の当時の仲間たちがこのバス会社に見切りをつけたそうです。
このバス会社は私が退職した数年後に希望退職者を募り、その後、会社分割をしています。規制緩和というバス業界を襲った荒波に対応するために会社分割をしたようですが、その後も苦戦が続き、縮小均衡を続けたようです。そして起死回生の裏技としてこのような経営に走ったと私は考えます…

が、まさかその後にもう一段階あるとは…

旧Y's Dreamも過去のものとなり、新たな段階に進んでいるくらい時は過ぎ去っているとはいえ、あまりの変化に私も愕然としてしまいました…