2018年4月23日月曜日

会社という名の不条理

こんにちは。

ここ数日、私はすごく悩んでいます。
といいますのも、何の相談もなく会社の事業計画を変更する計画を幹部だけで進めており、そのあおりでバルーンに関する上司への相談ができない、というか相談しても相手にされない、という状況が起きています。
今回の経営計画の変更は、主に別部門同士の再編が主になっているのですが、一部不採算部門の廃止と残った部門の強化が軸になっているようです。その中でバルーン部門をどうするのか、という点で会社の意見が分かれているようなのです。というのも、「現時点でバルーン部門は採算が取れているが、将来的には厳しくなる可能性がある」というレポートを会社に提出したのがきっかけで、慎重派が縮小や廃止を主張する一方、一部の幹部が別部門(この部門は現時点で不採算だが、将来性があるとされている)と融合させて発展させるべき、という主張をし、現状維持を主張する意見も加わって意見が分かれてしまったのです。
厳しくなる、と予測した当のバルーン部門ですが、これまでの口コミなどから新たな仕事の依頼が予想以上に増えています。一方であくまでも慎重派は「一時的」と主張、縮小を唱え、受注を断るように案にそそのかしています。
このため、今後の方向性が決められず、その結果、新規の仕事が受けられない状態に陥って、受けた仕事を流さざるを得ない「失注」に至ったり、受けようとする仕事を全部断らざるを得ない状況が相次いでいます。
こうなると、もはや「会社とはこういうものだ」という理不尽の域では済まなくなります。そうなると残された手段は
会社の方針に従わない
という実力行使か
会社の方針に従って、投げやりに仕事をする
かのどちらかになってしまいます。
そうなると、もはや「報告・連絡・相談」が機能しません。

数年前、とある大手メーカーでこのようなことがありました。
「新商品開発のスケジュール遅れの責任を取って責任者を解雇する」
早い話、仕事の失敗で首になった、ということです。このメーカーには批判が殺到しましたが、批判を受けて行った記者会見では「会社へ適切な報告を怠ったために解雇した」というような趣旨の発言がありました。仕事の基本をおろそかにして解雇されたということでした…が、この半年後、この大手メーカーは性能を偽装表示するというとんでもない不祥事が発覚しました。
この大手メーカーは以前にも内部でリコール処理を行い、その結果一般市民の命を奪うという重大な事故を引き起こしました。このメーカーは同じ過ちを繰り返すという愚行をしてしまい、結局別の大手メーカーの傘下に入ることになったのですが、調べてみると会社の設定した目標そのものに無理があり、それが達成できないという状況になって、事実を報告しようにもできない状態になったようです。「報告・連絡・相談」がかえって自らの身を亡ぼすという企業風土が背景にあったとしか考えられず、結果的に「トカゲのしっぽ切り」の犠牲になってしまったのです。

他方、企業というものは、絶えず情勢の変化に応じて、経営方針を変えていく必要があります。その結果、「朝令暮改」が起きても何ら不思議ではありません。

つまるところ、今バルーン部門で起きていることは、「朝令暮改」に振り回されてしまい、ルールがころころ変わり、以前のルールではOKだったものが、新ルールではNGになるなどの混乱が発生している、ということなのです。

これは明らかな不条理と言わざるを得ませんが、ここで問題になるのが次の二つです。

一つは「就労移行支援事業所の訓練の在り方」です。
現時点で、ストレスコーピングなどの訓練をしている就労移行支援事業所はあっても、会社とはそういう理不尽なところだ、という訓練をしている就労移行支援事業所は聞きません。
一時期、会社の理不尽さを実感させ、それに慣れるような訓練をしていた就労移行支援事業所が散見されましたが、そのような就労移行支援事業所は軒並み低評価を受けたり、ひどい場合は2ちゃんねる(今の5ちゃんねる)などの掃き溜め掲示板にスレが立つなど、批判の対象になっているのが現状です。
しかし、私は「このような理不尽さを体験させる就労移行支援事業所こそ、求められている」と考えます。悪く言えば、「社畜養成所」みたいなところがあってもいいのでは、と思うのです。
「社畜」となって、自分の考えを捨てて、会社の方針に全面的に従うような人間に訓練して鍛えるようなところがあってもいい、と思います。
ただ、これについては、本当にそのような訓練が必要な人は限られているはずです。まさに「ニッチ市場」ですが、ニーズは確実にあるはずです。

もう一つは、「自分軸の判断ができない状況に置かれた場合の対処法」です。
このような理不尽に置かれた場合、まずはしっかりと本質を見極める必要があります。なぜこのような理不尽を会社はするのか…。そして場合によっては、会社と交渉する必要があります。
この時点で両者が歩み寄るケースが10ケース中9割でしょう。
問題は残り1割のケースです。
先ほど述べた非常手段を行使することになります。「会社の方針を無視する」か「投げやりになるか」です。どちらも危険な橋です。しかしこの段階で100ケース中90は会社が異変に気付きます。そうなると話し合いとなりますが、ここで会社に対する問題点などをきちんと指摘してください。大半の場合は折り合いが付きます。
残りの1割は会社が異変に気付かず放置し、取り返しのつかない事態にいたります。ここで9と1に分かれます。
9のケースは、会社から何らかの形で出ていくことになります。というか、自ら会社を辞める、あるいは会社が退職勧奨を行うかのいずれかになります。そのような事態に備え、次の手を打つ(転職活動はその一つ)ことが重要になります。
残りの1が非常に厳しいケースです。これは二種類あります。
一つは会社が「懲戒解雇」に踏み切るケースです。これをされると、その人は再就職が基本困難になり、路頭に迷うことになります。場合によっては自殺に至ることもあるでしょう。
もう一つが「自らやめるという決断が諸般の事情によりできない」ケースです。これが一番危険なケースです。

ここで私がたびたび主張している「孝」の概念の出番になります。
道に外れた君主を三度いさめても言うことを聞かない場合、その君主のもとから去るのが正しいのに対し、道に外れた親を三度いさめても言うことを聞かない場合、泣いて従うしかない

君主を三度いさめても…のくだり。会社もこれに当てはまります。一度目、二度目は見極めが必要です(今の自分の状況はまだ一度目のレベル。だから辛抱して見極める必要がある)。
ところが、親が道に外れている場合、それに従うのが子供の義務だと私は考えます。
つまるところ、「よしんば親がいわゆる「毒親」であったとしても、子供はそれに従わなければならない」ということです。
なぜなら、私の場合はこれまで何度も述べてきたように、親がいわゆる「毒親」なのですが、その「毒親」の原因は先祖代々から伝わるもので、その毒ゆえに殉じた親類さえいるほどです。
しかも、私の場合は母親の家系が先祖代々続く「毒親」の流れになっていて、その結果聞いた話では私の母方の唯一のいとこが就職が決まらず、SNEP化しているそうです。さらに父親は母親の家系に婿入りしたも同然になっています。
このような、ある意味会社より何百倍も理不尽な家に生まれ育った私は、すでに生涯独身を決めています。私には今生きている兄弟はいません。兄弟が本当ならいたのですが、その兄弟は死産(正確には強制流産…「優生保護法」の関係という話もあるらしい)、その後私の母親は子どもが産めなくなった、と聞いています。
これほどの理不尽をもってしても、私は「孝」の概念に従います。なぜなら、私はもはや誰も攻めることができない、と結論付けていますから。

幸い今の状況は、会社の仕事に関しては、そこまで追い詰められている状況ではありません。まだ一度目の段階です。ここで早まると「道を外す」ことになります。

その場合に取るべき方法は…こちら



2018年4月21日土曜日

できないことを無理強いさせる不条理

こんにちは。
こちらのブログ、本当に久しぶり、というか、2018年初の投稿になります。

実は、私、町内会役員になってしまいました…。

それで大変困っています。

なぜなら、
仕事を犠牲にしなければならない
からなのです。

とりわけ、バルーンの関連に大きな影響が出るのは避けられなくなってきました。

このため、久しぶりに主治医に相談したところ
「場合によっては自治会退会やむなし」
という結論になりました。

まず、私は現在、事情があって一軒家に一人暮らしをしています。この事情が両親と親族がらみなのです。
私の両親はともに、親族が広島にいません。父親の親族は全員東京、母親の親族は全員鹿児島なのです。さらに母親の家のほうが資産を抱えており、放置していると高額の相続税がかかるらしかったのです。
このため資産を不動産に換物する必要が生じ、今の家を購入した経緯があるのです。
この時点で問題が発生します。

普通、町内会は家族単位、世帯単位です。
ところが、単身世帯の場合、一人で町内会の役員の負担を強いられることが出てきます。
私がかつて在住していたO町の場合、私と両隣が単身世帯、しかも両隣は80台以上の高齢者、さらに片方は特別養護老人ホームに入っていました。
このため、清掃に参加しても罰金(出不足金)を3件分、合計最大15000円(最初3000円×3軒、のちに私が出不足金を値上げする動議を出して可決されたため、5000円になった)払っていました。
ここでなぜ私が出不足金値上げ動議を出したのか、と言いますと、その前に在住していたM市で出不足金を悪用した町内会会計を行っていたのに遭遇し、会社を巻き込んだトラブルになった経験があったからなのです。最終的にこの町内会(M市のほう)の応援する市議会議員の活動資金に流用されていたことがわかったのですが、この町内会は分裂でできた町内会で、いまだに真相は謎です。そのため、会計報告に出不足金の行方がなかったのを見つけた私が、わざと出不足金値上げを提案して、結果可決に至りました。こちらの町内会(O町)は値上げによって、出不足金の超過が判明し、結局会計監査で引っ掛かり、超過分は町の社会福祉協議会に寄付という形で決着しました。

このように、単身世帯、とりわけ現役世代に負担になるような町内会の仕組みに問題があると私は考えています。
しかし、私は今後、町内会の機能を強化すべき状況が来る、と考えています。理由は言うまでもなく「少子高齢化」です。

私は、現在福祉事業の会社に所属しているのですが、このような福祉事業の会社が営利ですべきことを行財政改革の一環(=税金節約)と称して、町内会に委託する方向性が一部市町村で見られます。つまり、住民同士の助け合いに行政が本来すべき機能を頼ろうとしているのです。
私は今後、福祉を町内会が担うことを前提で行政が動いていると考えています。そうなると…
福祉事業の会社は軒並み立ちいかなくなる
とにらんでいます。そういうところまで視野に入れているのです。

本来行政がすべきサービスを町内会に担わせる…そういう時代に備える必要がある、というのが私の考えですが、現状の町内会は特定市議の支持基盤に成り下がっているのが現状です。
このため、町内会の役員は、かなりの調整能力を必要とします。
はっきり言って、私は務まりません。というか、むしろ破壊したいぐらいなのです。
そればかりか、現状私は役員の中で一番若手なのです。

そうなると…さらに上の役員になる可能性が高いです。
最終的に町内会長まで行く可能性までありますが、もし私が町内会長になったら、とんでもないことを考えています。
町内のペット散歩全面禁止(散歩させたかったら近くにもあるドッグランへ)
町内会見回り活動強化
災害訓練の強化(原発事故などを想定し、バスを用いて遠隔地まで避難し、そこに数日間とどまる)
など…
極端なことを行い、住民に住民としての意識を問います。
…ここまでやれば、町内会は空中分解でしょう。というより、出ていく住民も出るでしょう。

つまり、できないことを押し付けるということが町内会(およびPTA)で横行しているのです。
このような状況なので、脱会者が後を絶ちません。聞いた話では、複数の班で集団脱会が昨年相次いだそうなのです。
今年は子供会が空中分解したこともあり、これ以上起こすと行政サイドからにらまれる、というようなことを町内会長が話していました。しかし、このような現状を長年放置して、一方で行政が本来すべき(あるいは民間業者に委託すべき)サービスを町内会に丸投げするというようなことをしていると、結果地域コミュニティ崩壊につながります。

私もこの問題点を今度班会議に出すことにしていますが、班会議が荒れたりした場合は、町内会退会に踏み切るつもりです。